今年度の【先進地視察】事業として、大阪府堺市にある「シマノ自転車博物館」にびーも理事6名で行ってきました。
南海電鉄の堺東駅を降りて5分ほど歩けば、白くて大きな建物が見えてきます。
博物館部分は3階、倉庫部分が5階の建物です。
2022年にリニューアルされたばかりのため、内部の設備や展示スタイルもとても先進的です。
ロビーにならぶ昔の自転車達に、理事もいきなり興味津々。
この日は自転車はもとより博物館のことならなんでもご存知の長谷部さんにご案内いただきました。長谷部さんはシマノレーシング創部時メンバーでもあり、今もレーサーとしてがんばっておられます。
最初に案内いただいたところに飾られていたのがこのパネル。
「限りなく自由な乗り物 自転車」
自転車は徒歩の5倍のスピードと距離を移動できる乗り物。免許も燃料もいらない。まさに自分の力だけで心の赴くままどこへでもいけますね。
大きなホールでは映像と共に、自転車の歴史を学びました。
上の写真は世界の自転車の始りとしてドイツで発明された「ドライジーネ」。大人用のキックバイクみたいな乗り物だったようです。
自転車の歴史を学んだ後は、現代の最新技術なども見たり体験することができます。
守山市で開催されているレイクビワトライアスロンでお馴染みのド派手なバイクもしっかり展示されていました。すごい!
私が面白いと思ったのは、小学生達が考えた「こんな自転車欲しかってん!」というコンテスト企画です。大人顔負けのアイデアと詳細な企画力。添えられたイラストもとても上手。こういった企画とても面白そうですね。
この博物館では少し離れた公園で自転車教室を開催されています。この日は現地には行けませんでしたが、長谷部さんから教室の詳細な情報を色々とご教示いただけました。
シマノ博物館HPには、親が教えることができるように詳細な動画もアップされています。
短い時間ではありましたが、まだまだ知らなかった自転車の歴史と可能性、そして地域に対して自転車ができること、いろんなアイデアを持って帰れる時間になりました。
なんだか改めて自転車のことが大好きに…。
自転車好きの方はじっくり見ると3時間以上はかかると思うので、お越しの際はゆっくりと時間取ってきてくださいね。
by フナズシマル
【シマノ自転車博物館】
住所:〒590-0073 大阪府堺市堺区南向陽町2丁2−1
TEL:072-221-3196
開館時間:午前10:00~午後4:30(入館は午後4:00 まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は火曜日)、年末年始
入館料:大人一般500円